新潟県長岡市出身。愛知県立芸術大学、同大学院を首席で卒業、修了。ドイツ国立シュトゥットガルト音楽演劇大学大学院、アンサンブル・モデルン・アカデミー(フランクフルト)、パリ国立高等音楽院第三課程現代音楽科修了。
国内外のいくつかのコンクールで入賞後、2016年オルレアン国際ピアノコンクール(仏)で優勝。その後フランス、ドイツを中心にヨーロッパ各地の音楽祭に出演し、ソロリサイタルや現代音楽のアンサンブルなどを行う。2017年フランスでデビューCD“ベラ・バルトークとヴィルトゥオージティ”をリリース。帰国後、2020年に日本演奏連盟主催のリサイタルを東京文化会館小ホールで行い、『音楽の友』誌にて「いかに作品の聴きどころを押さえ、超大作の構成を浮き彫りにし、最も大切なことに、奏者の大胆にして精緻、作曲家に忠実でありながら自己アピールにも優れた非凡なピアニズムを印象づける演奏であったか」と高い評価を得る(萩谷由喜子評)。
2024年には“フレデリック・ジェフスキ「不屈の民」変奏曲/ノース・アメリカン・バラード全6曲”をリリースし、『レコード芸術ONLINE』で推薦盤に選ばれるなど、各誌で高い評価を得ている。現在東京を拠点に古典から現代音楽の初演まで幅広く演奏活動を行う。
サントリーホールサマーフェスティバル、神奈川県民ホールCxCシリーズ、両国アートフェスティバル、三島現代音楽祭など、多くの現代音楽祭に出演している。2020-2024年度、愛知県立芸術大学非常勤講師。現在、東京音楽大学非常勤講師。
https://www.takuyaotakipiano.com/
<CDリリース >2024年11月7日
大瀧拓哉<ピアノ&チェンバロ>
フレデリック・ジェフスキ「不屈の民」変奏曲、ノース・アメリカン・バラード全6曲
[製造・発売元]コジマ録音 ALM141/税込価格¥4,180(税抜価格¥3,800)