日本舞踊キャラバン 山形公演

2023年8月20日(日)
開演 14:00 (開場 13:30)

日本舞踊キャラバン公演へようこそ!
本公演は日本の美と粋がつまった伝統芸能「日本舞踊」の魅力を存分にご堪能いただく企画です。
第一線で活躍中の舞踊家・演奏家による珠玉の舞台をぜひお楽しみください。

<演目・出演者>
■長唄「操り三番叟(あやつりさんばそう)」
三番叟/花柳昌鳳生、後見/若柳吉優
[演目解説]
三番叟の操り人形が踊り出します。三番叟は祝福をもたらす神様で、この演目は伝統芸能の根源として伝わる「三番叟」の舞を楽しくアレンジしました。実際に糸はないのに、本当に糸で吊られているような三番叟の動きが見どころです。

■長唄「水仙丹前(すいせんたんぜん)」(振付:花ノ本寿)
≪山形県支部会員出演演目≫
藤間乾、花柳優美津、藤間乾誉、若柳優菜、藤間乾登女
[演目解説]
言葉遊びの風雅な曲の中に、演者の優美な姿が楽しめる舞踊です。紅葉が散る様に重ねた恋心の他、待つ恋など様々な恋が綴られ、当時流行った「丹前」という格好いい歩き方も組み込まれています。毛槍を振る「槍踊り」も華やかです。

■地歌「蛙(かわず)」
蛙/井上葉子、蛇/山村光
[演目解説]
蛇につかまった蛙のお話です。蛙は父親をカラスに取られ、その仇を討ちたいのに、今、蛇に呑まれては望みを叶えられないと命乞いをします。蛇は、自分も息子を鳶にさらわれたのでその気持ちはわかると同情して、立ち去りますが…。

■清元「吉原雀(よしわらすずめ)」
花ノ本寿、水木扇升
[演目解説]
鳥売りの男女が江戸吉原の情景を映します。吉原の見世先の賑やかさ、初めての客や通い慣れた客の様子、遊女が客を騙すテクニックなどが描かれています。遊女とお客のやりとりがお洒落な曲です。

■常磐津「釣女(つりおんな)」
太郎冠者/花柳輔太朗、大名/若柳延祐、上臈/若柳杏子、醜女/花柳登貴太朗
[演目解説]
大名とその家来の太郎冠者が妻を得るユーモラスなお話です。二人は妻が欲しいと願い、西宮の戎神社に参詣すると、お告げで釣り竿を与えられます。その釣り竿で大名は美しい女性を釣り上げますが、太郎冠者は…。

演目解説:阿部さとみ(舞踊評論家)

<ご案内・見どころ解説>
桂吉坊

■チケット 6月20日(火)午前10時発売
5,000円(全自由席) 

当日券有り 13:00~会場入り口にて販売

■プレイガイド
東京コンサーツ オンラインチケットサービス http://confetti-web.com/nichibuyamagata
カンフェティチケットサービス TEL0120-240-540(平日10時~18時オペレーター対応)
天童市市民文化会館(窓口販売のみ)
日本舞踊キャラバンオフィシャルサイト https://nihonbuyoucaravan.com/

■主催・お問合せ 公益社団法人日本舞踊協会 TEL03-3533-6455(平日10時~17時)

■制作協力 株式会社東京コンサーツ 株式会社谷口事務所

■助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会