日本舞踊キャラバン 鹿児島公演

2023年9月13日(水)
開演 14:00 (開場 13:30)

日本舞踊キャラバン公演へようこそ!
本公演は日本の美と粋がつまった伝統芸能「日本舞踊」の魅力を存分にご堪能いただく企画です。
第一線で活躍中の舞踊家・演奏家による珠玉の舞台をぜひお楽しみください。

<演目・出演者>

長唄「操り三番叟」
三番叟/若柳吉優、後見/花柳九州光
[演目解説]
三番叟の操り人形が踊り出します。三番叟は祝福をもたらす神様で、この演目は伝統芸能の根源として伝わる「三番叟」の舞を楽しくアレンジしました。実際に糸はないのに、本当に糸で吊られているような三番叟の動きが見どころです。


■長唄「水仙丹前」(振付:花柳昌太朗)
≪鹿児島県支部会員出演演目≫
吾妻紀代比、吾妻寿賀彌、吾妻寿賀鈴、仙田舞雅、花柳燁二、藤間真美松、藤間舞智姶、松本錦孝
[演目解説]
曲の冒頭に〽水仙の花の姿や・・・と謳われていることから水仙丹前という題名になりました。言葉遊びの風雅な曲の中に、演者の優美な姿が楽しめる舞踊です。紅葉が散る様に重ねた恋心の他、待つ恋など様々な恋が綴られており、毛槍を振る「槍踊り」も華やかです。

■地歌「蛙」
蛙/井上安寿子、蛇/山村若
[演目解説]
蛇につかまった蛙のお話です。蛙は父親をカラスに取られ、その仇を討ちたいのに、今、蛇に呑まれては望みを叶えられないと命乞いをします。蛇は、自分も息子を鳶にさらわれたのでその気持ちはわかると同情して、立ち去りますが…。

■清元「北州」
吾妻徳穂
[演目解説]
江戸吉原の四季折々の風物や情景を綴ったご祝儀曲です。正月の松飾り、花魁道中の様子、見返り柳に夜桜、夏の行事や秋の月見と展開します。一般には素踊りといってシンプルな扮装で踊られるのですが、今回は吾妻流独自の傾城姿での上演です。

■長唄「連獅子」
親獅子/花柳寿楽、仔獅子/花柳源九郎、胡蝶/吾妻君彌、泉秀彩霞
[演目解説]
獅子の父子の情愛と勇ましさを描いた歌舞伎舞踊屈指の名作です。前半は狂言師が獅子の子落し伝説―我が子を谷底へ落し、這い上がってきた強い子だけを育てるーを表現し、後半は獅子の父子が登場し毛振りをするなど勇壮な姿を見せます。前場と後場の間に胡蝶の精の愛らしい踊りもあります。

<ご案内・見どころ解説>
桂吉坊

■チケット 7月14日(金)午前10時発売

5,000円(全自由席)

■プレイガイド
東京コンサーツ オンラインチケットサービス http://confetti-web.com/nichibukagoshima
カンフェティチケットサービス TEL0120-240-540(平日10時~18時オペレーター対応)
日本舞踊キャラバンオフィシャルサイト https://nihonbuyoucaravan.com/

■主催・お問合せ 公益社団法人日本舞踊協会 TEL03-3533-6455(平日10時~17時)

■制作協力 株式会社東京コンサーツ 株式会社谷口事務所

■助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会