日本舞踊キャラバン 宮城公演

2023年12月15日(金)
開演 14:00 (開場 13:15)

日本舞踊キャラバン公演へようこそ!
本公演は日本の美と粋がつまった伝統芸能「日本舞踊」の魅力を存分にご堪能いただく企画です。
第一線で活躍中の舞踊家・演奏家による珠玉の舞台をぜひお楽しみください。

<演目・出演者>

■長唄「操り三番叟」
三番叟/花柳梨道、後見/花柳寿美衡
演目解説
三番叟の操り人形が踊り出します。三番叟は祝福をもたらす神様で、この演目は伝統芸能の根源として伝わる「三番叟」の舞を楽しくアレンジしました。実際に糸はないのに、本当に糸で吊られているような三番叟の動きが見どころです。

■長唄「水仙丹前」(振付:花柳貴代人)
≪宮城県支部会員出演演目≫
水木歌惣、吉村花照、水木和歌那、若柳佳つ尋、藤間宝園、若柳梅京
演目解説
曲の冒頭に〽水仙の花の姿や・・・と謳われていることから水仙丹前という題名になりました。言葉遊びの風雅な曲の中に、様々な踊りが展開します。紅葉が散る様に重ねた恋心の他、待つ恋など様々な恋が綴られており、毛鎗を振る「鎗踊り」も華やかです。

■清元「神田祭」
藤間いく子、花柳寿太一郎
演目解説
神田祭は江戸の二大祭の一つ、神田明神の祭礼です。神田明神は江戸の総鎮守だったため、氏子の地域も広く、江戸っ子の祭として賑わいました。この作品では江戸の祭囃子をふんだんに取り入れて、江戸の粋な男の代表の鳶頭といい女の代表の芸者が、江戸っ子気質を見せていきます。

■清元「吉原雀」
猿若清三郎、花柳笹公
演目解説
鳥売りの男女が江戸吉原の情景を映します。吉原の見世先の賑やかさ、初めての客や通い慣れた客の様子、遊女が客を騙すテクニックなどが描かれています。吉原の客を鳥に見立てるなど、様々な鳥の名前も読み込まれたお洒落な曲です。

■長唄「連獅子」
親獅子/西川大樹、仔獅子/泉秀樹、胡蝶/坂東はつ花、花柳寿紗保美
演目解説
獅子の父子の情愛と勇ましさを描いた歌舞伎舞踊屈指の名作です。前半は狂言師が獅子の子落し伝説 ─我が子を谷底へ落し、這い上がってきた強い子だけを育てる─ を描写し、後半は獅子の父子が登場し、毛振りをするなど勇壮な姿を見せます。前場と後場の間に胡蝶の精の愛らしい踊りもあります。

演目解説:阿部さとみ(舞踊評論家)

<ご案内・見どころ解説>
若柳絵莉香

■チケット 10月20日(金)午前10時発売
5,000円(全自由席) 

当日券有り 午後1時より発売

■プレイガイド
東京コンサーツ オンラインチケットサービス http://confetti-web.com/nichibumiyagi

カンフェティチケットサービス TEL0120-240-540(平日10時~18時オペレーター対応)

宮城県支部・花柳寿美衡 TEL090-3980-3044

日本舞踊キャラバンオフィシャルサイト https://nihonbuyoucaravan.com/

■主催・お問合せ 公益社団法人日本舞踊協会 TEL03-3533-6455(平日10時~17時)

■制作協力 株式会社東京コンサーツ 株式会社谷口事務所

■助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会