杉山洋一が、令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣賞(音楽部門)を受賞しました。
贈賞理由:杉山洋一氏は、令和5年、本拠の欧州はもとより、我が国においても極めて充実した活動を行った。作曲界の巨匠、湯浅譲二の「作曲家のポートレート」と題された演奏会では、東京都交響楽団の指揮台に立ち、新作「オーケストラの軌跡」初演のほか、彼の1970年代半ばの傑作に新たな光を当て、さらに20世紀の古典を鮮やかに現代に甦らせた。加えて、NHK交響楽団の公演で余人をもって代え難い存在であることを改めて印象付け、また、自作「ヴァイオリン協奏曲「ラ・フォリア」」の初演でも、豊かな才能を遺憾なく発揮した。
令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について
これからも杉山洋一の活動にご注目ください。